代表 寺島 明美(Akemi TERAJIMA)

経歴

モンテッソーリ教師16年目。

武蔵野音楽大学大学院修了後、大学研究員生としてモンテッソーリ教育の研究を継続して行う。
修士論文執筆のため、イタリアのコモ、ベルガモの子どもの家の観察を行う。
その後、公私立小学校にて音楽講師をしながらモンテッソーリ教師資格3歳~6歳取得(日本モンテッソーリ教育綜合研究所)

小学校を退職し渡伊。
ペルージャ外国人大学イタリア語科 Ⅳグレード修了後、
Centro Internazionale Montessori di Perugia にてモンテッソーリ教師資格0歳~3歳取得。
帰国後、モンテッソーリ教育を行う幼稚園、保育園、子どもの家に勤務。
勤務しながら国際モンテッソーリファンデーションコース3歳~6歳修了(AMI)、
モンテッソーリ教育文化の分野受講(AMI)、2012年国際モンテッソーリ教師資格6歳~12歳(AMI)を取得。
2012年より千葉県内にてモンテッソーリエレメンタリー(小学生)コースを開講。

2020年国際モンテッソーリアシスタントコース0歳~3歳修了

2023年国際モンテッソーリ認知症ケアワーカー資格取得

2013年よりジラソーレ モンテッソーリ 子どもの家 主宰 エレメンタリークラスも開講。
1歳から小学生までの一貫したモンテッソーリ教育を行う。
発達支援センターにて非常勤として勤務経験あり。リトミック講師歴5年。

日本モンテッソーリ協会会員
武蔵野音楽教育研究会会員

・モンテッソーリ教師資格0歳〜12歳取得

・国際モンテッソーリ認知症ケアワーカー

・中高音楽教員免許(専修)
・小笠原流礼法花蔓の伝取得
・ABCクッキングブレッドライセンス取得
・チーズ検定満点合格

0~12歳モンテッソーリ教師資格者が担当

ラジオ配信も時折しております。カフェジラソーレ | stand.fm

詳しい経歴は、

私は幼少期より音楽を学んでいました。高校受験では音楽科がある高校を受験(声楽科)し、3年間音楽漬けの毎日でした。大学も音楽大学へ進み、音楽に関連した仕事をしようと思い、大学院では中学校の合唱指導に関しての研究をしていこうと思っていました。

19歳のときに初めて行った初の海外旅行がイタリア・ギリシャの旅。なんと懸賞に当選したのです。その旅をきっかけに大学で必修だったイタリア語をもっと学びたいと、イタリア語学校(日伊協会)にも通い始め、イタリア・イタリア語が大好きになりました。

そして、翌年再度抽選に当選!イタリア・フランスの旅でした。学んだばかりのイタリア語での実践。つたないイタリア語でも理解しようと待っていてくださるイタリア人。少しイタリア語を話すだけで「BRAVA!!!!」とハグしてくださる。そんな寛容なイタリアが大好きになり、いつしか夢はイタリア留学したい・・・

大学院の受験が終わり、合格をいただき、自分へのご褒美として3週間のイタリア 短期留学へ。その語学留学を終えて帰国する前に、ローマのテルミニ駅の本屋さんへ。そこでモンテッソーリ教育と出会いました。もともと教育に興味があった私はイタリアの教育は・・・という興味がありました。そこで教育分野のコーナーに行くと、ずらりと並んだ「モンテッソーリ教育」の本。少し立ち読みをし、数冊購入し、帰国。

そこから日本でもモンテッソーリ教育について調べていくと、日本にも幼稚園があることを知り、直感的に「モンテッソーリ教育を研究していく!」と進路変更しました。大学院では合唱研究がテーマでしたが、4月のオリエンテーションで教授に「モンテッソーリ教育を研究したいです!」と話すと、「えっ?」と驚かれている教授。それでも、最終的にはこのモンテッソーリ教育の研究をしていく私を支えてくださった教授。この当時は、上智コースという理論と実践が学べるところがあり、教授が調べてくださり、まずは理論を学びなさいと、こちらのコースで聴講生として理論を学びました。修士論文執筆のため、イタリアのコモ、ベルガモの子どもの家の観察を行いました。(観察の前に1カ月の語学研修も受講しました)

大学院修了後、研究員として大学に1年間、モンテッソーリの研究を継続できることになりました。並行して私立小学校の音楽専科のお話をいただき、非常勤で勤務しました。研究員任期修了後は、公立の小学校に講師として勤務していました。そのときに小学生と接するなかで、指示をしないと動けない、自己解決力の欠如、授業をするにあたり、まずは人の話を聞くときの態度や授業の受け方など、座ること、聞く態度から伝えていくことに悪戦苦闘しました。
もちろん当時20代の私にとって授業の進め方、教材研究など不足な部分は多々あったと思います。

そこでキーワードとなったのが、自律と自己コントロール。
小学生になって「静かにしなさい、座りなさい」ではなく、自分で考えて動けるには、やはり幼児期からの環境がとても大切ではないかと痛感しました。このとき、並行して日本モンテッソーリ綜合研究所で3-6歳を学んでいたので、幼児期の大切さが明らかでした。

3-6歳の教師資格を取得し、本場イタリアで学びたいと小学校を退職し、イタリア ペルージャにあるCentro Internazionale Montessori di Perugiaで0-3歳取得、帰国後は横浜・東京・千葉の幼稚園、保育園、子どもの家で研鑽を積みました。

その後は6-12歳の教師資格を取得しました。イタリアからBaiba Krumins Grazzini先生が来日、5年かけて取得しました。途中、東日本大震災の影響で先生が来日できず、私たち学生がイタリアのベルガモに3週間学びにいくということもあり、私にとってイタリアはとてもご縁のある場所でもあります。

モンテッソーリ教育は障害を持ったお子さんから始まった教育とも言われています。その原点に戻ろうと、都内の発達支援センターでモンテッソーリ教師として、非常勤で勤務。また埼玉県の発達支援センターではキャリーに教具や教材を積めて、移動モンテッソーリもしておりました。

イタリアで出会えたモンテッソーリ教育。
この学びに終わりはなく、子どもたちから学び、私自身も常にアンテナを張って学んでいきたいと思います。