子どもは同じ活動を選択したり、何度もその活動を繰り返したりします。
それには理由があります。
その動きを獲得したい!という子どもの内からくるもの、そしてその活動を通してお心が落ち着くなという
精神的なものもあります。
また○○してる。いつもこればっかり。
なんて思わないでください。それには意味があります。
そしてその大人の「また・・・」というその想いは表情にも表れていて子どもは即座に感じ取ります。
そうすると、子どもはママが喜んでくれるように・・・
と自己を創る時間が、他者のためにとなってしまいます。
繰り返す活動の意味を理解しているかいないかで、子どもの見方、見守り方も変わりますね。
先日、昨年何度も繰り返していた活動を選択した6歳の子。
そのときは抑える力だったり、鉛筆の傾きだったり、なかなかうまくいかず。試行錯誤しながら「あー失敗しちゃった。」「もう一回やろう。」と何度も何度も繰り返していました。
そして久しぶりに「あ、これしてみよう。」と選択。
クリスマスをイメージしたのか、赤と緑の色鉛筆を選んでいました。
当時、あれだけ繰り返していたのには理由がある。それはその動きを獲得したいから。
そんなメッセージが伝わってきます。