現在、奇数月に保護者様向けの勉強会をしています。
(自由参加です)
毎回、テーマがあり、そのテーマは今の保護者様になるべくお役に立てるようにと、
お悩みに沿ったり、リクエストをいただいたりしています。
先日、1歳半からインファントクラスにご入室、今は小学校1年生のお母さまから
モンテッソーリ教育における平和教育について、もう一度話を聞きたいとのこと
でした。
こちらのお母さまは、何度も勉強会に参加されて、インファントクラスの時には
私がお話したことをノートに書き留めていらしたと後から伺い、私自身驚いた記憶が
あります。有難いことです。
私もそうですが、モンテッソーリ教育は奥が深いです。
本を読んだだけでは、なかなか理解できないこともあります。
そして、学べば学ぶほど面白い。
子どもを観察することが楽しくもなる。
この学びは、実は子どもよりも、大人自身が自己を見つめ直す時間だったりします。
私もその一人です。
何度も勉強会に参加されたお母さまが「落とし込みができてきました。」と
仰るように、まさに学び続けることが大切なのです。
もちろんこれは強制的に「学ばされる」では、得るものも限られてしまいます。
「モンテッソーリ教育って面白いな。」「大人が変わると子どもも変わる。」
そんな経験をされると、さらにモンテッソーリ教育について知りたくなると思います。
そして、お母さまがモンテッソーリ教育が世界平和へ繋がる理由をさらに知りたい。
お子さんを見ていても、平和主義というのが分かる。
もっと知りたいとのことでした。
「幼稚園の年長くらいから周りのお友達の荒々しさが強くなってきた。
みんなモンテッソーリ教育をしてたらどうなっていたのだろうと思いを馳せ」との
メッセージでした。
平和教育について、保護者の方々と話す時間。
私にとっても嬉しく、オランダに眠るモンテッソーリ先生の墓石に
愛する全能の子どもたちよ、人類と世界が平和になるよう手伝ってください
と、彫られています。
子どもたちに、そして保護者の方々にモンテッソーリがなぜ平和教育を
最終目標にしたのか、お伝えできる時間をいただけるのは有難いことです。
平和教育については3月に行います。
それまではしっかりと、段階を踏みながら実践と理論をお伝えしていきます。