今、ジラソーレでは保護者様向けに勉強会を開催したり、
3時間の理論の勉強会(こちらは有料です)をしたりしています。
今までご出産や育児でなかなかご参加が難しかった保護者の方が、
3時間の勉強会にご参加くださいました。
ご参加いただいてすぐに、お子様の幼児クラスがあったのですが、
いつもよりもとても落ち着いていて、穏やかな姿に、
お母さまの子どもの見方が変化されたことが、お子様の落ち着きに
あらわれていると、実感しました。
子どもは無力ではない。
ただ、やり方を知らないだけ。
子どもは無限の力を持っている。
その軸があれば、子どもが手を動かして何かをしている際に、
すぐに「違うよ。」「こうでしょ。」と、軽々しく言えません。
どう手を動かしているかな、どこか課題なのかな、
もう少し見守ってみよう。
そんな気持ちの余裕であったり、今、目の前で手を動かして
試行錯誤している姿さえ、愛おしくなるものです。
大人だって気持ちに余裕がないときもありますし、
慌ただしく過ごしてしまうこともある。
でも、この軸を持っているか持っていないかで、
自己修正ができるか、できないか。
大きな別れ道にもなります。
先日、こんなことがありました。
「いつもと違う流れだったので、今日は落ち着かないかもしれません。」
お母さまからのことばでした。
いつもの流れの大切さ、秩序の大切さ。
いつもと違うからこそ、子どもが混乱しているかもしれない。
その気持ちをお子様と共有できるか、できないか。
毎日慌ただしいなかで、大人だってできること、できないことがある。
でも、そのときに、「いつもと違って嫌だよね。」と、
子どもの気持ちを理解できる、受け止めてくれる大人がいると、
子どもも安心しますよね。
「あっ、ママは僕の気持ちを分かってくれたんだ!。」
そんな大人の寄り添いが大切かなと、日々感じています。