夏休みももう終わりですね。
といっても、コロナ禍の影響でこの2年ほどは我慢の年となってしまっています。
小学生になると、「なぜ」という疑問に変わってきます。
子どもたちも色々と我慢したり、様々な制限のなかで自己コントロールをしようとしている姿も見られます。
そのようななかで、エレメンタリークラスでは各々集中できる時間や、グループ活動したりする時間を取りながら無心になる時間や、自己と向き合う時間、そしてお心が落ち着く時間にと思っています。
入室すると各々の活動に入ります。
毎回1つずつ太陽系の模型と説明文を書いたり、
切手あそびの繰り上がりの足し算をしたり
織り機をしてもうすぐ完成に近づいたり、
恐竜のパズルや
漢字をしたり
学年を超えて10項式のカード並べをしたり
掛け算をしたり
と様々です。
その後、「いつ、どこで、だれが、何をした」というゲームをしました。
1年生~3年生までやりたい子どもたちが参加。
ここで時制が理解できているか、場所というのはどこを表すのか、何をしたかというのも、前回行った動詞に繋がってきます。
日頃話すときに「遊んだ」と言っても、いつ遊んだのか、だれと遊んだのか、何をして遊んだのか・・・正確に人に伝えることもとても大切です。
そういった面でも、このゲームは楽しめます。
1年生のみだけでなく、2年生や3年生が一緒に行うと、語彙力の豊富さやユーモアたっぷりの短文に笑いもおきます。
書くのが面倒臭いなと思うのではなく、面白いな、もっと書こうかな、次は何を書こうかなに繋がってきます。もっとやりたい!と大盛り上がりでした。
それぞれカードに書く際には、みんな散らばり各々考えて真剣。誰が何を書いたかは分かりません。
どのような書き方をしたら分かりやすいのか、読んで理解して次に生かします。
時制に関しても丁寧にやっていこうと、子どもたちと活動をして実感しました。
何を苦手としているのか、把握できます。
お迎えが来るまでの時間、私が片付けを始めていると、3年生の男の子が棚の教具を整理するのを何も言われなくても手伝ってくれました。すべての棚の整理をしてくれました。お家でもやるの?と聞くと、お家ではあまりやらないけど・・・と返ってきましたが、その気持ちというか、環境を愛し、整えようとする気持ちは本当に素敵だなと思いました。
「ありがとうね。とても助かりました。」と伝えると、嬉しそうに頷いていました。