今日はご褒美について少し書いていきます。
子どもたちは、子どもの家でお仕事をしています。
何のためか。
自己を創るため。
ご自宅でも同じです。
一度、ご褒美として物を与える。
ご褒美を与えることで、自己を創ることではなく、
ご褒美をもらえるが、目的になってしまいます。
年齢が上がるにつれて、高価なものを要求する場合もでてきます。
人間のもつ欲がもっともっととなります。
親としても、ご褒美をあげておけば成績がいいし、
このままでいいだろうと思うかもしれません。
でも、大学生や社会人になると何のために勉強しているんだろうと、
目的を見失ってしまうことがあります。
ご褒美のためではない。
自己を創るために子どもたちは活動しています。
幼児期だから大丈夫だろう。
いいえ、幼児期こそ土台づくりの大切な時期です。
また、幼児期に’様々な知育をやらせる’のではなく、
子どもの好奇心を大切にしてあげてくださいね。
そうすることで小学生になると、勉強が楽しい、
もっと知りたい!に変わってきます。
ご褒美がなくても‘やるべきことはやる’ということが当たり前になります。
子どもの家でのお仕事は、ご褒美をもらいたくてやっているのではありません。
人格を形成するために大切な大切な自己を創る時間。
過度に褒めることも同様です。
自己を創るためではなく、‘誰かに褒められたいからやる’という目的になってしまいます。
そうすると、大人の顔色ばかり伺うようになってしまいます。
間違いを恐れることもでてきます。
少しでも大人が褒めてくれないと不安になってしまいます。
大人は認める、事実を認めてあげるだけでいいのです。
子どもたちができた!と言います。
大人は出来たねと、静かに言うだけです。
あなたのお仕事を見てましたよ、と’出来たね’の一言に心を込めています。
それだけで、子どもは満足なのです。
子どもはパパやママが大好きです。
ママの喜ぶ顔が見たい!
でも、人生を歩むのは自分です。
大人の顔色ばかり伺うものではありません。
失敗してもよし。
何度繰り返してもよし。
大人は子どものすべてを受け入れてあげること。
心からの受け入れは、言葉がなくとも子どもは感じ取ります。
そうすることで、大人の顔色を伺うことなく、
自分の道を信じて歩んでいきます。
子どもはご褒美がなくても活動します。
お子さんの持っている力を信じてあげてくださいね。